エビデンス
主要サービスのThink!Think!(シンクシンク) は、
算数の学力・IQ・非認知能力に対して効果がある ことが、
実証実験によって明らかになっています。
JICA(国際協力機構)および慶應義塾大学と共同で行った実証実験では、シンクシンクに3ヶ月取り組んだ子どもは、 そうでない子どもに比べて算数の学力・IQが大きく向上し、非認知能力も統計的に有意な改善が確認されました。
算数の成績
+
5.6
ポイント *
TIMSS
(国際数学・理科教育動向調査)
IQスコア
+
7.0
ポイント *
田中B式IQテスト
非認知能力
学ぶ意欲 や 自己肯定感 に ポジティブな影響 **
*シンクシンクを活用した児童の標準化されたテストスコアが、活用しなかった児童のスコアに比べ、TIMSSでは平均で0.56標準偏差分、IQスコアでは平均で0.70標準偏差分高い結果となりました。それぞれ偏差値換算で約5.6ポイント、約7.0ポイント分の上昇を意味します。(Ito et al., 2019)
**シンクシンク活用から一定期間(8ヶ月)経過後にポジティブな効果を計測しています。(Nakamuro et al., 2020)
**シンクシンク活用から一定期間(8ヶ月)経過後にポジティブな効果を計測しています。(Nakamuro et al., 2020)
また、 算数の学力・IQの向上は、性別・学年・保護者の学歴にかかわらず見られ 、
一部の子どもに限らず、多くの子どもたちにとって効果があることが示されています。
性別
学年
保護者の学歴

シンクシンク実証実験 概要
実施国:カンボジア
対象児童:1,636名(小学1〜4年生)
評価期間:3ヶ月間(その後8ヶ月間の延長調査)
実験手法:RCT(ランダム化比較試験)
外部評価:慶應義塾大学 中室研究室
対象児童:1,636名(小学1〜4年生)
評価期間:3ヶ月間(その後8ヶ月間の延長調査)
実験手法:RCT(ランダム化比較試験)
外部評価:慶應義塾大学 中室研究室

中室牧子教授
著書
「学力の経済学」
「科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線」
「科学的根拠(エビデンス)で子育て 教育経済学の最前線」
詳細は以下の研究成果をご覧ください。
・Ito, H., Kasai, K., Nakamuro, M. (2019). Does computer-aided instruction improve children’s cognitive and non-cognitive skills?: Evidence from Cambodia. RIETI Discussion Paper Series 19-E-040
・Nakamuro, M., Ito, H. (2020). The Effect of Computer Assisted Learning on Children’s Cognitive and Noncognitive Skills: Evidence from a Randomized Experiment in Cambodia. RIETI Discussion Paper Series 20-E-074
・Ito, H., Kasai, K., Nakamuro, M. (2019). Does computer-aided instruction improve children’s cognitive and non-cognitive skills?: Evidence from Cambodia. RIETI Discussion Paper Series 19-E-040
・Nakamuro, M., Ito, H. (2020). The Effect of Computer Assisted Learning on Children’s Cognitive and Noncognitive Skills: Evidence from a Randomized Experiment in Cambodia. RIETI Discussion Paper Series 20-E-074
この結果は、世界の他の類似する取り組みと比較しても非常に高い効果を示しており、当社が大切にしている「子どもたちの知的なわくわくを引き出すこと」が、結果として本質的な能力の向上にもつながるという仮説を裏づけるものとなっています。
もちろん、テストの点数やその統計データなどのエビデンスだけでは、子ども一人ひとりの変化や、成長のすべてを捉えることはできません。
私たちは、エビデンスから学び、活用しつつも、それだけには頼らず、子どもの“わくわく”を軸に、数値には表れにくい変化や、測定が難しい成長の芽にも目を向けながら、子どもにとって本当に意味のある体験とは何かを問い続けています。
そしてこれからも、多様で豊かな学びの体験を、世界中の子どもたちに届けていきます。
もちろん、テストの点数やその統計データなどのエビデンスだけでは、子ども一人ひとりの変化や、成長のすべてを捉えることはできません。
私たちは、エビデンスから学び、活用しつつも、それだけには頼らず、子どもの“わくわく”を軸に、数値には表れにくい変化や、測定が難しい成長の芽にも目を向けながら、子どもにとって本当に意味のある体験とは何かを問い続けています。
そしてこれからも、多様で豊かな学びの体験を、世界中の子どもたちに届けていきます。
<関連情報>
当社プレスリリース
Khmer Times: Think!Think!: Primary students get their Math ‘study buddy’(英文)
※各資料中の「花まるラボ」「ワンダーラボ」は当社の旧社名です。